診療科
■循環器内科
・心臓病・高血圧治療 ・心臓病や動脈疾患に対するリハビリテーション
・心不全治療 ・不整脈の管理 ・心臓ペースメーカークリニック
■代謝内科
・糖尿病、高血圧症、肥満に対する生活習慣の是正への支援
・糖尿病、高脂血症の薬物療法
・糖尿病教室
■呼吸器内科
・肺がん、肺結核など胸部画像診断 ・慢性呼吸不全、喘息に対する在宅酸素療法
・慢性呼吸不全患者の日常生活能力向上のための呼吸リハビリテーション
■神経内科
・頭痛、めまい、しびれ ・脳血管障害、変性神経疾患(パーキンソン病)等の管理やリハビリ等
・けいれんのコントロール ・脳・脊髄・神経の病気に関する診療
■消化器内科
・食道、胃、大腸の検査 ・胃、大腸ホリープの内視鏡的切除術
・ピロリ菌除菌 ・経口摂取不能者に対する胃瘻造設術
■整形外科
・外傷の治療 ・外傷のリハビリテーション
・頸、腰、膝、手足などの関節痛、神経痛の治療
・骨粗鬆症の診断と治療
・スポーツ障害の治療 ・健康指導、運動指導
・物理療法(電気、鍼灸、マッサージ、牽引)など
病床機能
回復期リハビリテーション病棟(北病棟) 60床
脳血管疾患または大腿骨頚部骨折等の方に対して、医師をはじめとする専門スタッフが共同で集中的に機能訓練を行い、早期の社会復帰を目指します。病状が安定して1,2ヶ月の時期に集中してリハビリテーションを行い、低下した機能を再び元の状態に近づけることを目的とした病棟です。
地域包括ケア病棟(東1病棟) 41床
急性期の治療が終わり、在宅復帰に向けて医療、看護、リハビリなどを行います。
在宅、施設での生活に戻るのに不安のある患者様に対して、医師、看護師、リハビリスタッフ等多職種が協力し、患者様の在宅復帰に向けて支援していきます。回復期病棟との違いは病名に関係なく包括的なリハビリテーションをしていくところです。
障害者施設等一般病棟(東2病棟) 36床
慢性疾患の増悪、重度の肢体不自由な患者様へ治療を行います。
日常生活を送る為の動作の維持、生活の質の向上を目指し、リハビリスタッフを中心に患者様やご家族に寄り添ったケアを目指している病棟です。
医療療養病棟(南2病棟) 48床
急性期の治療が終わり状態が安定し、引き続き療養が必要な方に、医学的管理のもと、医療、看護、介護、リハビリなどを行う病棟です。長期の療養が必要な方から終末期の緩和ケアまで、患者さんの状態に合わせたケアをしていきます。療養生活をより充実させる為のイベントを実施したりと患者様がより良い療養期間を過ごせるよう取り組んでいます。
介護医療院(介護医療院せいじの) 47床
療養が必要な要介護の方に対し、医学的管理のもとでケアプランに基づいた医療、看護、介護、リハビリなどを行う施設です。慢性疾患等で長期的に療養生活が必要な患者様にリハビリを中心に、自立した生活ができるよう支援していきます。
服薬指導
医師の指示通り適切に服薬していただくため、薬剤師が患者様のベッドまで出向き、服薬していただくお薬の効果、副作用、飲み方、注意点などを説明します。
栄養指導
管理栄養士が医師の指示の下、患者様の病気や状態に合わせた食事をご提案させていただきます。患者様と一緒によりよい食生活に向けての目標を決め、調理の工夫や食べ方のコツなどをアドバイスいたします。
主な医療設備と可能な検査
■検査
MRI
キヤノンメディカルシステムズ製の1.5TのMRIで、診断部位の位置決めも高精度・短時間で、静音性にも優れ高画質検査を実現します。
80列/160スライスCT
キヤノンメディカルシステムズ製の装置で80列CTで検査時間を短く、被ばく量を低減し、高精細0.5㎜スライスでの撮影ができます。
骨密度
Hologic製の骨密度測定装置で、無理な姿勢は必要なくリラックスした状態で検査を受けられ、定期的な検査で精度の高い診断ができます。
腰椎や大腿骨の骨折により寝たきりになったり、慢性的な腰痛に悩まされ日常生活に影響を及ぼす可能性のある骨粗鬆症患者は年々増えており、定期的な検査での診断を行います。
ポータブルX線撮影装置
レントゲン室まで移動することが困難な患者様の病室へ当装置を運び撮影することができます。装置のモニターで撮影画像の確認ができる為、撮り直し等の時間を短縮したスムーズな撮影に対応し患者様の負担を軽減しています。また、測定場所からwifiを利用しホストコンピュータへデータを飛ばすことで医師による撮影結果の迅速な閲覧に繋げています。
一般撮影装置
検査目的の部位にX線を照射しレントゲン撮影をします。
当院ではX線を直接電気信号に変換し画像にするFPD(Flat Panel Detector:フラット パネル ディテクタ) を採用し、DR(デジタルラジオグラフィー)撮影に対応しています。これにより被ばく線量の低減、画像確認を含む検査時間の短縮につなげています。
超音波診断装置
検査対象部位に超音波を送り、その反射を映像化することで体の内部を視覚的に見ることができます。心臓、循環器、血管、腹部など、さまざまな部位の血流も超音波で検査します。
■リハビリテーション
重心動揺計
人は体の傾きに変化があった時、体の傾きを元に戻そうとする『立ち直り反射』で姿勢を保っています。重心動揺計ではそれらによる重心の移動を捉え、平衡機能の維持に働く視覚や三半規管等を制御する中枢神経機能の異常について調べる平衡機能検査をします。
ドライブシミュレーター
入院や体調により車の運転から離れていた方、または脳卒中、麻痺などの方で自動車運転の再開を考えている方に対して室内で運転をシミュレーションし、事故を防ぐ為の危険予知、判断、反応、認知能力の訓練や評価をします。
パワーリハマシン
病気や老化により引き起こされる筋肉や神経の不活動部分に対して、パワーリハマシンを使用し体に適した負荷をかけることで筋肉の再活性化を促します。筋肉をバランスよく使うことで、立つ、歩くなどの日常動作を楽にしていくことを目的としています。
トレッドミル(ランニングマシン)
循環器機能を高めるための有酸素運動をしながら、負荷をかけた状態の体、脈拍などの変化をみることで心臓などの状態を検査します。